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坂戸市小学生 指の痛み 基節骨骨折

DSCF0267.jpgKasahara_Akito_20130625122324_1237350.jpg
    受傷部外観写真            第2指基節骨 超音波長軸像

 坂戸市小学5年生男児。サッカークラブチーム所属。

 【原因】
 サッカーのプレー中に、つまずいて転倒し、左人差し指(第2指)と中指(第3指)
 を地面に強打しました。

 受傷後約1時間で来院。左上写真のようにあまり腫れている様に見えませんが、
 患者君は、痛みのために自力で指を動かすことが出来ませんでした。

 気分が悪くなり、座っていることが出来ず、しばらく横になっていました。
 骨折すると気分が悪くなったり、吐き気を催す方がかなりいらっしゃいます。

 超音波観察を行ったところ、左第2,3指基節骨基部(左上写真丸の囲み、
 右上画像は、スペースの関係で第2指のみ表示)に骨折している様子が
 認められました。

 付添いのお母さんは、捻挫と思っていたらしく、まさか同時に2本の指を骨折
 (多発骨折)しているとは思わなかったようです。

 この患者君は、受傷後1時間ほどで来院されましたが、時間の経過とともに
 腫れは強くなっていたと思われます。

 また、多発骨折は、スポーツ障害(けが)では、特にコンタクトスポーツ(アメリカン
 フットボール、ラグビー、サッカー、柔道、空手など)でしばしば起こります。

 【施療】
 他動的に指を曲げると、第2指と第3指が重なる(オーバーラップフィンガー)ため
 指の変形を整復し、アルミ材で固定しました。

 小児の骨折は、大人に比べて骨癒合が早く、速やかに整復固定を行います。

 【経過】
 約2週間後の超音波観察にて、骨折部に仮骨(骨をつなげるセメント状の物質)
 が認められた為、固定を少し軽減しました。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

 

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鶴ヶ島市若葉 会社員 親指の痛み CM関節症

20151113180422_1807030.jpg
 
            右左CM関節 超音波長軸像

 鶴ヶ島市若葉 40代男性会社員、エンジニア、アマチュアゴルファー。 親指の痛み、CM関節症。

 【原因】
 仕事で製造開発に従事しています。PCも長時間使用しています。日常的に左の親指の付け根は
 痛みを感じていました。

 1週間前のゴルフ中にバンカーショットで、左親指の付け根に激痛が走りました。残り数ホールだったので
 我慢してゴルフを続けましたが、痛みがどんどん酷くなってしまいました。

 当院来院時には左親指の付け根(CM関節)は腫れて熱感が著明でした。ペットボトルのふたを開けてもら
 うことが出来ませんでした。

 超音波検査を行ったところ、左のCM関節が右と比較して腫れていました(画像の赤線の盛り上がり)。
 また関節の中には白い硬い組織が介在して(画像の黄色線)、関節液(水腫)も過剰に貯留していました
 (画像の青線)。大菱形骨は骨棘が形成されていて、関節症が進行している様子も認められました。

 【治療】
 患部の炎症(腫れ、熱感、いたみ)を緩和させる特殊な治療機器を使用します。CM関節の負担を軽減
 させるために手指や前腕の筋肉を柔軟にする施術を行います。

 親指の固定をすると痛みや腫れが早く緩和するのですが、男性は仕事上固定が困難なので弾性包帯や
 テーピングで固定し、自宅では専用の固定具を使用してもらいます。

 2週間後、患部の状態を評価するために超音波検査の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/


川越市若葉 小学生 手首の痛み 両前腕骨骨折

20150914094834_0958100.jpg20150914094834_0959430.jpg
 
        右左 橈骨尺骨掌側 超音波長軸像               

 川越市若葉 小学生高学年男子。 左手首の痛み、 橈骨、尺骨遠位部骨折。

 【原因】
 前日に兄弟げんかで蹴られてしまいました。氷で冷やしたり、シップを貼ったりして様子をみていましたが
 前腕の筋肉の痛みが取れず来院されました。

 見た目に腫れは酷くなく、手関節の動きも痛みは感じながらも全方向に動かすことが出来ました。ただ、
 限局性の圧痛が著明でした。

 超音波検査の結果、左橈骨と尺骨の遠位端部が「くの字」に折れて(画像矢印、矢頭)、その上部が
 出血(画像赤丸)して腫れている様子が認められました。

 【治療】
 ポリキャストシーネで左肘から中手骨まで3~4週間固定します。内出血による腫れの吸収と骨癒合を
 促進させる骨折治療器で早期治癒と月末のサッカーの試合出場を目指します。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/


 

川越市若葉 会社員 手指の痛み、痺れ 手根管狭窄症

20150805175821_1800170.jpg
 
   右手首 正常(健)側         左手首 超音波短軸像

 川越市若葉 50代男性会社員、ベーシスト。 左手指の痛み、痺れ。 手根管狭窄症。

 【原因】
 仕事で1日中PCの入力をしています。仕事が終わると定期的にバンドの仲間とベースの練習を
 しています。

 数年前から左手指の痛みと痺れが出てきて、病院で胸郭出口症候群と診断され治療を受けていました。
 当接骨院に来院時、首や肩の症状もあったのですが、仕事内容やバンド活動から腕の筋肉が異常に
 硬く、男性は一日中、腕の圧迫感や倦怠感を感じていました。

 特に毎朝は手が浮腫んではばったく、指が曲がりづらいそうです。超音波検査を行ったところ、左の
 指の屈筋腱が健側と比較して肥厚していました(画像の赤丸)。さらに左母指の屈筋腱も健側よりも
 太くなっていました(画像の黄色丸)。

 太くなった屈筋腱が手根管のスペースを狭くし画像矢印の正中神経を圧迫していることが痺れの
 原因ではないかと考えられます。

 【治療】
 太くなった屈筋腱をもとの状態に戻さないとなりません。腱を柔軟にする特殊仕様の治療器を使用します。
 また、手技やマッサージなどで徹底的に硬くなった筋腱などの軟部組織を柔軟にしていきます。

 男性は3週間ほどで痛みと痺れはなくなりました。ベースを弾く時、「スムーズに指が動かすことができ
 ます」と喜んでいました。

 起床時の指のはばったさが少しあるそうで、来月のバンド演奏に向けてさらに患部の状態をよくして
 いきます。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/
 

坂戸市若葉 手指の痛み 側副靭帯損傷

douga ar.jpgdouga ar01.jpg
 
    右母指MP関節尺側 超音波長軸像                 左同部 健側

 坂戸市若葉 40代男性会社員。手指の痛み、右母指MP関節尺側側副靭帯損傷(Stener Lesion)。

 【原因】
 緑地帯をランニング中に転倒してしまいました。右手を突いたときに、親指を木の根に引っかけてし
 まいました。その日に当接骨院へ来院されました。

 右母指のMP関節が腫れ、親指を開こうとすると激痛が走りました。超音波検査で中手骨と基節骨に
 付着している尺側側副靭帯(画像の黄色の部分)にストレスをかけてみたところ、患側の関節にエコー
 の侵入が認められました(右上画像丸の囲み)。

 ストレスをかけることを止めると、エコーの侵入はありませんでした。従って靭帯が損傷(伸びてし
 まった。または部分断裂)が推測されました。健側関節にもストレスをかけて見ましたが、画像上の
 変化は認められませんでした。
 
   Stener Lesionはスキー中に転倒し、ストックが親指に引っかかり外転強制されると起ります。また、
 靭帯損傷を放置すると外転時の痛みが残ったり、物を握ったりする際に痛みや力が入りづらいなどの
 後遺症が残ります。

 【施術】
 腫れが早く引くようにアイシングします。靭帯の修復を早める治療機器を使用して施術していきます。
 2週間、アルフェンスシーネで固定します。

 2週間後の超音波検査で患部の靭帯にストレスをかけたところ、エコーの侵入は無く靭帯の修復が
 進んでいることが判りました。親指を開く動作をすると少し痛みがでるため、痛みを取り除く施術を
 継続しています。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

 

鶴ヶ島市若葉 手指の痛み 中手骨骨折

20150629104544_1047040.jpgdouga-sh01.jpg
 
      右第5中手骨 超音波長軸像                     同部 整復後

 鶴ヶ島市若葉 男子大学生。 手指の痛み、第5中手骨骨折。

 【原因】
 自転車で転倒した時に地面に右手の甲を強打してしまいました。すぐに腫れて痛みも強くなったので
 氷で冷やしました。翌日、手指を動かすことが出来なくなり、当接骨院を受診されました。

 超音波検査をしたところ、右第五中手骨の骨頭部が掌側に落ち込んで転位している様子が認められ
 ました(左画像の矢印部が骨折部=赤線の軸が折れ曲がっている)。

 【施術】
 骨折部を整復後、シーネ固定を行いました(右上画像が整復後=骨の軸が真直ぐに戻った)。
 大学生は「手術は絶対にしたくない」ということなので再転位しないように固定をしっかり行います。

 3日後より骨癒合を40%も早める最新の骨折治療器を使用していきます。骨折部の状態を把握する
 ため、1週間は毎日超音波検査を行っていきます。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

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