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Blog 2013年9月アーカイブ
坂戸市主婦 足の痛み 下駄骨折
受傷部外観 第5中足骨レントゲン画像
坂戸市50代主婦。ママさんバレーアタッカー。
【原因】
バレーボール試合中、相手アタックをブロックした後、着地の際にチームメートの
足の上に乗り、勢いよく捻ってしまった。すぐに他の選手と交代し、当接骨院へ
来院されました。
診察では、痛みが著しく歩行困難な状態でした。内出血斑(左上写真)と
右足外側部に限局性の圧痛が認められたため、超音波観察を実施しました。
右第5中足骨基部に骨の不連続の箇所が描出されました。また、精査依頼先の
クリニックにおいても同部に骨折線が認められました。(右上画像丸の囲み)
患者さんは、捻挫と思われていた為、「まさか骨折していたとは」と驚かれて
いました。
この箇所の骨折は下駄骨折と言い、昔、下駄が一般的な履物だった時代に足を
捻ると、この箇所の骨折が頻発したことからこの名前がつきました。
【施療】
腫れと痛みが著明なため、RICEの処置(当接骨院HP「スポーツ障害について」
をご参照ください)をしっかりとします。
特に固定は骨折部に短腓骨筋が付着し、骨折片が踵方向に引っ張られる
事が推測される為、しっかりと固定します。今回は大きな転位が無いため、
ギプス固定はしませんでした。
患者さんによるとこの時期は大事な試合がたくさん有るため、早期にバレーに
復帰したいと強く希望されましたが、骨癒合に約1か月半、リハビリに3~4週間
要します。
順調に経過して復帰には約2か月以上かかるため、大変がっかりされて
いました。
中足骨骨折の場合、骨折部にかかる負担(体重や筋の牽引など)があるため、
骨癒合に時間がかかる場合があり、そのため骨癒合を超音波観察で確認
しつつ治療を進めることが、最短でスポーツに復帰できることにつながります。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院
(ふじみ接骨院) 2013年9月25日 06:57
鶴ヶ島市男性 腰の痛み ぎっくり腰(急性腰痛症)
左腰部 超音波長軸像 右腰部 超音波長軸像
鶴ヶ島市50代男性。 プログラマー。
【原因】
仕事中、椅子から立ち上がろうとした瞬間、腰に激痛が走り動けなくなりました。
座っていることも儘ならず、何とか帰宅。当接骨院へ来院された時には、やっと
歩くことが出来るという状態でした。
超音波観察を行ったところ、左右上画像の赤線囲み内の斜めの縞模様(筋線維)
が途絶し、腰腸肋筋に黒い箇所が広がって損傷と内出血の様子が
認められました。
正常な筋線維(筋束と筋周膜)は、斜めの縞模様が均一に描出されています。
(8/25接骨ブログ 「腰の痛み」をご参照ください。)
ぎっくり腰(急性腰痛症)は、重い物を持ったり、運動強度の高い激しいスポーツ
中に起こったりします。時には、咳やくしゃみで上半身を支える腰の筋肉や
腰椎の椎間関節に強い負荷がかかって損傷し、激痛が生じます。海外では、
ぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と言うそうです。
ぎっくり腰は、筋や関節の損傷ですから、体を動かしている時に痛みが増強
する特徴があります。
安静にしていても、痛みや痺れがある場合は、神経、血管症状を伴う
別の疾患との鑑別が必要です。
【施術】
スポーツ障害(けが)を発症した時に行うRICEの処置を徹底します。(詳細は
当接骨院HP内の「スポーツ障害について」をご参照ください。)
立ったり座ったりする動作が少し楽にできる様になったら、理学療法を実施
していきます。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院
(ふじみ接骨院) 2013年9月18日 06:57
川越市女の子 肘の痛み 脱臼(肘内障)
初診時受傷部 肘関節外側 超音波長軸像
川越市4才の女の子。 保育園児。
【原因】
自宅で布団の上で遊んでいた所、転んでしまいました。両親は受傷したところを
見ていなかったが、女の子によると右腕をついて痛めてしまいました。
当接骨院へ来院された時は、右腕を動かすことが出来ませんでした。
(左上写真)触診では、肘の外側と前腕屈筋に圧痛がありました。
指も握ることが出来ませんでした。
腫れや熱感はありませんでしたが、肘内障と判断し整復を実施、整復音
(クリック)を触知しました。
肘内障とは、2才から5才位までの幼児に多く発生し、手を不意に引っ張られた
時や手の平を下にして転んだ時に橈骨頭が輪状靭帯から外れる(右上画像
矢印)、または回外筋が腕橈関節に陥入してしまいます。(右上画像 矢頭)
しかし、整復後は痛みと動かす恐怖(?)で腕を動かしてくれません。通常、
肘の脱臼が整復されると、万歳(拳上)やバイバイ(回内回外)が出来ます。
女の子は、脱臼と同時に回外筋も痛めてしまいました。右上画像の丸内に
回外筋筋膜損傷(部分断裂)と炎症反応の様子が認められました。
翌日は、肘の屈伸は恐る恐るできましたが手の関節が痛いと訴えました。
超音波観察では、特に問題なかったのですが手と肘を固定して、その日は
保育園に行ってもらいました。
土日をはさみ、月曜日。恐る恐る万歳やバイバイも可能となり、通院も終了
となりました。
幼児の脱臼(肘内障)は、受傷時に輪状靭帯や回外筋などを損傷することが
あり、その場合は1週間程度、痛みが残ります。
また、小さな子供は、痛みや不調をうまく説明できないことが多いため、骨の
成長線の損傷(骨端線離解)や骨折にも配慮しながら診察を実施することが
必要となります。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院
(ふじみ接骨院) 2013年9月10日 06:53
坂戸市男性 肩の痛み 上腕二頭筋腱断裂
受傷部外観写真 上腕二頭筋長頭腱 超音波長軸像
坂戸市60代男性。会社経営者。
【原因】
仕事関連のゴルフ接待が毎週のようにあり、練習も週3回、1回に300球
以上打っていました。
日常生活や仕事中に左肩の痛みがありましたが、週末のコンペは休まず
参加していました。
先日のコンペでバンカーショットを打ったところ、激痛が走りました。
コンペ終了後の入浴中に、左腕の力こぶが肘近くに下がっていることに
気付き、コンペ翌日に当接骨院へ来院されました。
視診では、左上腕二頭筋の筋腹が、本来ある上腕中央部から肘近くへ
落ち込んでいました。この状態を「ポパイサイン」と言い、上腕二頭筋腱断裂
の推測となります。 (左上写真の囲み)
超音波観察を行ったところ、矢印の所から上腕二頭筋長頭腱(LHB)が、消失
している様子が認められました。(上腕二頭筋長頭腱断裂)
左上画像の黄色の帯状の線の所に、本来のLHBが存在します。
LHB断裂は、スポーツ障害(けが)では、ゴルフ、テニス、野球、体操競技などで
診られます。また、当接骨院には、交通事故でバイク走行中に転倒し、
同部を断裂された患者さんがいました。
LHBの断裂は、非常に大きな力が瞬間的にかかった時に起こることが
知られていますが、断裂に至るには筋の緊張や腱の硬さも関係することから
普段からのケア(アイシング、ストレッチ、マッサージなど)が非常に大事に
なってきます。
この患者さんは、数か月間、同部位の痛みが悪化したり、緩和したりを
繰り返していましたが、LHBが断裂してから痛みが消失した為、治ったかと
錯覚したそうです。
しかし、左腕の力こぶの落ち込みを見て、ただ事ではないと思ったそうです。
【治療】
直ちに総合病院に紹介し、1週間後にLHBを上腕骨に縫合する手術を
行いました。
3~4か月後のゴルフ復帰(引退しないそうです)を目指してリハビリ予定です。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院
(ふじみ接骨院) 2013年9月 4日 06:59
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