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Blog 2014年6月アーカイブ

鶴ヶ島市女性 手指の痛み 母指基節骨骨折

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       右母指基節骨 超音波長軸像                      同部 整復後

 鶴ヶ島市40代女性、会社員。 手指の痛み、母指基節骨骨折。

 【原因】
 自動車のドアを閉める際、誤って親指を挟んでしまいました。1日中、湿布を貼って様子をみていましたが
 痛みが治まらずその翌日に当接骨院へ来院されました。

 腫れと痛みで指の屈伸が非常に困難でした。超音波観察を行ったところ、母指基節骨の骨頭部が
 左上超音波画像のシェーマのように「くの字」に折れ曲がっていました。

 【処置】
 「くの字」になった基節骨を整復し、元の滑らかな曲線に戻りました。(右上の画像) アルフェンスシーネで
 手首から指先まで固定しました。

 約6日間でアルフェンスシーネを除去。疼痛もほとんど消失していましたが、その後1週間は包帯で固定
 しました。通院中の理学療法により関節可動域も100%回復いたしました。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/
 

川越市男性 股関節、ももの痛み 大腿骨頸部骨折

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               股関節レントゲン正面像

 川越市70代男性。左股関節、ももの痛み、左大腿骨頸部骨折。

 【原因】
 今年3月の大雪の次の日に外出中、凍った路面で滑って転倒し、左大腿骨上部を強打してしまいました。痛みで
 立ち上がることが出来ず、救急車で病院に搬送されました。数日後、手術が行われました。(上画像中の矢印間に
 骨折線が認められます) 

 大腿骨頸部骨折とは、転倒や転落、交通事故などの大きな外力が大転子(上画像中の外側の矢印部)に加わって
 骨折を起こしてしまいます。多くは筋力低下、骨粗鬆症の高齢者に診られます。

 約1ヶ月で退院されましたが、慣れない杖を突いての歩行で左膝や左腿を痛めてしまいました。1週間経過しても
 痛みが引かない為、当接骨院へ来院されました。

 杖歩行や術後患部をかばっての生活で、ももの前後や股関節周囲の筋肉が強く緊張して、左膝に負担が増強して
 持病の膝関節症を悪化させたと考えられました。

 【施術】
 幸い患部の痛みは無く、先日の術後検診でも良好だったという事ですが、起立歩行時に股関節の動きに「引っかかる」
 様な自覚症状を訴えておりました。

 膝関節と腿の痛みには筋緊張と疼痛緩和に有効な理学療法、股関節の「引っかかり」には骨盤のバランス矯正を
 行い、約1週間で痛みも引っかかりも無くなったため施術終了となりました。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/
 

川越市小学生 膝の痛み オスグッド膝

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         右膝下部 超音波長軸像                        左正常(健)側

 川越市小学6年生女児。右膝の痛み、オスグッド膝。

 【原因】
 運動会で走る予定の100mやリレーの練習中に、右膝の痛みを感じ、その後思い切って走ることが出来なくなりました。
 その日の午後、当接骨院へ来院され、問診、徒手検査後に超音波観察を実施しました。

 右脛骨粗面(お皿の骨の下部)の軟骨が、左上画像中の赤線から矢印の所まで裂離(剥離)している様子が
 認められました。また、患部周囲は内出血や浮腫により、正常側と比較して腫れている様子も認められます。
 (左右上画像中の上下矢印の比較から)

 オスグッド膝とは、オスグッド・シュラッター病とも呼ばれ、小学生高学年から中学生に多く診られます。ダッシュやジャンプを
 繰り返すスポーツ(サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、陸上競技など)が原因で発生することが多いです。

 オスグッド膝は成長痛と言われることがありますが、成長痛ではなく大腿四頭筋(ももの前面の筋肉)が付着している
 脛骨粗面をダッシュやジャンプなどの動作で繰り返し牽引され、成長期でまだ軟らかい骨の表面を裂離(剥離)
 してしまいます。

 【施術】
 痛みが強い場合は、運動を一時休止します。学校通学や外出時は大腿四頭筋の強い収縮を抑制する為、
 オスグッドストラップを装着し、剥がれた脛骨粗面の軟骨の安定性を保ち、骨化を促進させます。

 施術では、ももの前後やふくらはぎの筋肉の緊張、疼痛緩和、筋骨格バランス矯正に効果的な理学療法を実施します。
 患部の安定性、剥がれた軟骨の骨化を確認する為、4週間後に超音波観察の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス  http://www.223sekkotsu.com/access/



坂戸市男性 腰の痛み 腰椎圧迫骨折

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          腰椎レントゲン側面像                        同部レントゲン正面像

 坂戸市70代男性。 腰の痛み、 腰椎圧迫骨折。

 【原因】
 夜、歩道を歩いていた時に道路との段差で足を踏み外し、転倒してしまいました。受傷4日後に当接骨院へ
  来院されました。

 起立歩行は何とか可能でしたが、痛みが強くベットに横になる事が困難でした。男性の症状から骨折を疑い、
 近隣のクリニックに付添い精査を依頼したところ、腰椎の1番、2番、5番に椎体の圧迫骨折が判明しました。
 (左右上画像の矢印)

 椎体の圧迫骨折は、胸椎と腰椎の移行部で生じることが多くあります。交通事故やスポーツ中の激しい衝突、
 しりもちを突くような転倒、加齢性骨粗鬆症などが原因で起こります。圧迫骨折は、左上のレントゲン画像の矢印の
 ように椎体前面がくさび形に圧潰され、変形してしまいます。

 【治療】
 椎体圧迫骨折は、前かがみの姿勢を続けていると椎体の変形が進行してしまうので、寝る時以外は幅広の
 コルセットでしっかりと固定します。

 日常生活中は、じっと座っていても痛みがあるため、疼痛と腰背部の筋緊張緩和に効果的な理学療法を
 実施します。患部の状態を把握する為、2週間後にレントゲン撮影の予定です。


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鶴ヶ島市会社員 大腿部(もも)、膝の痛み 交通事故

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       右大腿外側上部 超音波長軸像                 右膝内側上部 超音波長軸像

 鶴ヶ島市 男性会社員50代、大腿部(もも)、膝の痛み。 交通事故。

 【原因】
 交差点をスクーターで直進中、右折車と衝突してしまいました。転倒した際、特に右ももと右膝を強打してしまいました。
 事故後に行った病院でのレントゲン撮影では、骨に異常はなく、全身の打撲と診断されました。

 1週間後に当接骨院へ来院され、内出血がひどい大腿部と膝の超音波観察を行いました。右大腿外側上部では、
 大腿筋膜張筋の内部に大きな血腫(左上画像の黄色の囲み)が認められました。右膝内側上部では、内側広筋の
 内部が打撲により挫滅して内出血している様子が認められました。(右上画像の黄色の囲み)

 【施術】
 膝は90度以上に曲げることが困難であった為、スポーツ用のサポーターでしっかりと固定しました。ももの大きな
 血腫は穿刺して吸入すると早く縮小するのですが、注射はしたくないという事で、温罨法やマッサージなどの
 理学療法で施術していきます。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
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