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Blog 2014年8月アーカイブ
鶴ヶ島市女性 交通事故 鞭打ち(むちうち)症
頸椎レントゲン側面像 同部レントゲン正面像
鶴ヶ島市40代主婦。 交通事故、首の痛み、むち打ち(ムチ打ち)症。
【原因】
県道交差点を信号待ちしていたところ、後方から軽トラが追突してきました。不意に強い力が胸から首にかけて
かかりました。胸の圧迫痛は交通事故直後から、首の痛みは時間の経過とともに出現してきました。
交通事故当日のレントゲン撮影では、側面像で鞭打ちにより頸椎の生理的な前弯(前側にカーブ)が消失し、
「くの字」と「逆くの字」を呈していました。(左上画像の赤線) レントゲン正面像でも頸椎から胸椎にかけて
「くの字」に湾曲しています。(右上画像の赤線)
むちうち症は自動車が後方などから追突した時に、首が過伸展(上を向く)と過屈曲(下を向く)を強制され、
椎間関節や筋、靭帯などが損傷されます。
【施術】
来院から1週間は、首周囲の筋緊張と痛みが強く、首を動かすことが出来ませんでした。施術では筋緊張と
疼痛緩和を目的に頸椎周囲の肩、背部を中心に理学療法を始めました。
日常生活では、1週間ほど事務仕事を休んで安静を保ちました。頸椎の安定性を高めるため、首に
スポーツタオルを巻き、頸椎カラーの代わりに固定しました。
このスポーツタオルを利用する固定法は、肩こりや首痛、筋緊張性の頭痛を持った方にも非常に有効で
楽になります。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/
(ふじみ接骨院) 2014年8月26日 10:46
鶴ヶ島市女性 肩、腕の痛み 上腕骨頚部・大結節骨折
左肩レントゲン正面像 左上腕骨骨頭部 超音波長軸像
鶴ヶ島市70代主婦。 肩、腕の痛み、上腕骨頚部・大結節骨折。
【原因】
自転車に乗って犬の散歩中、バランスを崩して転倒してしまいました。左手を突いた瞬間に肩うでの痛みを感じました。
その後は左うでを全く動かすことが出来なくなり、近所の整形外科に掛かりました。
上腕骨の骨折と診断され、左腕を三角巾とバストバンドで固定をして約1か月半から2か月で骨が付くので、
安静にしている様に指導されました。
左腕を固定しているので首や肩、背中がいたくなり、当接骨院へ来院されました。骨折部を超音波観察したところ、
転位が約1cmと離解していた為、骨癒合後は左肩の関節可動域制限が起こることが予想されました。(右上画像の
矢印)
女性に予後を説明し、所属接骨師会の顧問の先生がいる総合病院に紹介いたしました。数日後、骨折部の転位が
大きいため骨折部をプレートとスクリューでとめる手術を受けました。
【リハビリ】
手術後、総合病院からの依頼でリハビリを開始しました。術後は骨折部に負担を掛けないように脱力しながら
腕を振り子運動していきます。
女性はリハビリは痛くない方法でやってほしいと希望がありましたので、当接骨院独自の関節モビリゼーションを
駆使してリハビリを進めました。約2か月で関節可動域制限や痛み無く、腕を顔の真横まで拳上することが出来ました。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/
(ふじみ接骨院) 2014年8月19日 08:04
鶴ヶ島市男性 腰の痛み 腰椎圧迫骨折
腰部レントゲン側面像 腰部レントゲン正面像
鶴ヶ島市60代男性会社員。 腰の痛み、腰椎圧迫骨折。
【原因】
トラックの荷台で作業をした後に下りようとした際、バランスを崩して落下してしまいました。しりもちを突いたように
転んだ直後に腰の痛みを感じ、立ち上がることが出来ませんでした。
すぐに同僚が近くの病院へ連れて行ってくれました。レントゲン撮影の結果、第3、4、5腰椎の圧迫(多発)骨折が
判明致しました。多発骨折とは、同時に2つ以上の骨が骨折することを言います。(左右上画像の矢印)
1週間の自宅療養をして安静を保っていると、歩くことが可能になり当接骨院へ来院されました。
腰椎の圧迫骨折は、交通事故やスポーツ中の激しいコンタクトプレー、転んでしりもちを突いてしまう、加齢性の
骨粗鬆症などが原因で起こります。
左右上画像の第1腰椎(L1),第2腰椎(L2)と比較すると、椎体の前面がくさび形に、あるいは椎体全体が圧潰されて
変形してしまいます。
【施術】
日常生活では、腰のコルセットを装着している為に肩、背中や下肢の筋肉の緊張が強くなって鈍痛も日増しに
強まってきています。
男性は、コルセットを外したいと訴えられていますが、骨折した椎体が硬く骨化するまで外すことが出来ませんので
筋緊張、疼痛緩和に有効な理学療法を実施しています。
2週間後に患部状態を確認する為にレントゲン撮影の予定です。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/
(ふじみ接骨院) 2014年8月13日 06:45
坂戸市中学生 腿の痛み 大腿直筋肉離れ
左大腿部 超音波長軸像 右同部 健(正常)側
坂戸市中学1年生男子、野球部所属。 ももの痛み、大腿直筋肉離れ。
【原因】
部活の練習でベースランニング中、左ももの前面に強い痛みが走りました。歩行時も痛みがあり、練習を中止しました。
同日、当接骨院へ来院されました。
圧痛と熱感が著明で、超音波観察を行ったところ、左大腿四頭筋のうち大腿直筋の近位で中間広筋との境界部で
肉離れを起こしている様子が認められました。(左上画像の丸の囲み)
肉離れとは、腿の表裏(大腿四頭筋、ハムストリング)の筋肉やふくらはぎの筋肉に起こることが多く、スポーツ中に
ダッシュやジャンプなどの動作時に筋肉の強い収縮によって、筋が筋膜などから途絶してしまいます。
また、転倒や打撲によって筋肉に硬い物が当たり、筋肉の組織が挫滅してしまうように肉離れを起こす場合があります。
(たとえば空手の試合中に腿へ下段蹴りを受けた時など。)
【施術】
肉離れの箇所は内出血や浮腫で腫れている為、しっかりと冷やします。アイシングは冷やすことによって損傷した
血管や筋肉組織を収縮させて、それ以上の損傷を防止します。施術では、内出血や浮腫の吸収と損傷した
筋組織の修復に効果的な理学療法を実施します。
日常生活では、患部を圧迫するパッドを装着し、包帯やサポーターで固定します。2週間後に患部の状態を
確認する為、超音波観察の予定です。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/
(ふじみ接骨院) 2014年8月 5日 15:51
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