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Blog 2015年1月アーカイブ

鶴ヶ島市女性 手指の痛み 指屈筋腱の腱鞘炎

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          右手中指 超音波長軸像                    左手中指 同部(健側)

 鶴ヶ島市60代女性、パートタイマー主婦。 手指(中指)の痛み、屈筋腱の腱鞘炎。

 【原因】
 1ヶ月ほど前より右手中指の曲げ伸ばしで痛みを感じるようになりました。自宅で灯油入りの重たい
 ポリタンクを持上げようとしたところ、右中指に激痛が走りました。

 以後、さらに手指の曲げ伸ばしで痛みが強くなってしまいました。当接骨院へ来院された時、右手中指の
 MP関節部に腱の肥厚と圧痛が著明でした。

 超音波観察を行ったところ、右指屈筋腱が左健側と比較して太くなっている様子が認められました(左右上画像の
 赤線の長さ、右手5.2mm、左手3.8mm)。

 腱鞘炎とは、指を曲げる屈筋腱が日常生活や仕事、スポーツなどによって太く肥厚し、腱を包んでいる鞘との
 摩擦で引っ掛かりが出たり動きが悪くなっている状態です。

 完全に引っ掛かり曲げ伸ばしの時、カクッと指が弾くように動く「ばね指」、母指の付け根付近で痛みを生じる
 ドケルバン病などが代表例です。

 【施術】
 超音波観察において上記画像のように腱周囲に炎症が無い場合は首から肩、手指にかけて特殊仕様の
 治療機器で理学療法を行っていきます。

 腱自体あるいは腱周囲に炎症がある場合は、腱の冷却と安静を図るためテーピングなどで簡単に固定し
 腱に掛かる負担を軽減します。さらに特殊治療機器で腱の炎症や痛み、腫れを取り除いていきます。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

鶴ヶ島市男性 首(くび)の痛み 交通事故 むち打ち症

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        頸椎 レントゲン側面像                    頸椎胸椎 レントゲン正面像

 鶴ヶ島市60代男性会社員。 首(くび)の痛み、交通事故、むち打ち(ムチウチ)症。

 【原因】
 交差点で赤信号を停車中の自動車に、よそ見をしていて追突してしまいました。不意に強い衝撃が首に
 かかり、暫くすると首から背中にかけて痛み出しました。

 その日のうちに病院で首のレントゲン撮影をしたところ、首は鞭打ち症と診断されました。レントゲンの側面像から
 ストレートネック(左上画像の赤線)、正面像では頸椎から胸椎にかけて左に傾いていると指摘されました(右上
 画像)。

 むちうち症は自動車が後ろから追突されたり、追突したりした時に首の伸展と屈曲を不意に強制され頸椎の
 椎間関節や筋肉、靭帯などが損傷され痛みを引き起こします。

 【施術】
 男性は交通事故の翌日に来院されました。首を上下、左右に動かすことが困難でしたが、頭痛やめまいなどの
 不定愁訴はありませんでした。

 施術では、疼痛軽減と損傷部の早期回復を目標に特殊仕様の治療機器を駆使して理学療法を行って
 行きます。日常生活では、患部の安静を保持するため頸椎カラーで固定を行います。

 当接骨院は、交通事故被害者様はもちろんの事、加害者様の早期治癒、早期社会復帰を目指し施術を行って
 おります。また、交通事故が初めての患者様に対して複数の弁護士事務所、司法書士事務所を紹介し、
 安心して通院して頂けます様サポートしております。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

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坂戸市中学生 足(あし)の痛み 踵骨裂離損傷

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        左足背側 超音波長軸像                    右同部 健(正常)側

 坂戸市中学2年生男子、柔道部所属。足(あし)の痛み、踵立方靭帯(二分靭帯の一部)付着部、踵骨裂離損傷。

 【原因】
 柔道部の練習中バランスを崩して倒れこんだ時、左足を捻って相手の体が勢いよく乗ってしまいました。
 左足の痛みがありましたが、無理をしてしばらく練習を続けてしまいました。

 帰宅後、すぐに当接骨院へ来院。すでに腫脹と疼痛が強くなりだしていて、歩行時に跛行を呈していました。
 徒手検査後、超音波観察を実施したところ、左踵立方靭帯(二分靭帯の一部)付着部の踵骨前結節部が裂離
 (剥離)している様子が認められました(左上画像の赤丸の中)。

 また、裂離(剥離)した周囲は健側と比較すると内出血で皮膚、皮下組織が腫れて厚くなっている様子も認められ
 ました(左上画像の矢印)。捻挫で多く遭遇する損傷は前距腓靭帯や踵腓靭帯の箇所ですが、男子はそれらの
 靭帯は損傷していませんでした。

 【施術】
 柔道は、投げたり投げられたり踏ん張ったりと足に体重が非常にかかります。男子はすぐにでも練習に復帰したいと
 希望しておりましたが、気持ちが強くても痛みも強いため階段昇降がやっとできる状態です。

 軽いジョギングを始めるまで約3週間は、上半身のトレーニングや可能な範囲のストレッチングなどの練習を指導
 しました(指導者も了承済みです)。

 施術では内出血や浮腫の吸収に威力を発揮するプロアスリート仕様の治療機器を使って早期回復、治癒を目的に
 理学療法を実施します。日常生活や通学では、患部の安静と負担を減少するよう固定をします。

 男子は踵骨を裂離損傷しているにもかかわらず1週間で痛みがほぼ消失したため、練習に参加したいと強く希望して
 来ました。しかし、裂離した骨が骨化するためには数週間必要なため、今までどおり可能な範囲の練習をしよう
 と男子の気持ちを抑えるのが精一杯でした。

 今週、患部の状態を確認するため超音波観察の予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/

 

川越市主婦 肘(ひじ)の痛み テニス肘

 新年あけましておめでとうございます。

 昨年は、ふじみ接骨院をお引立ていただきましてありがとうございました。
 本年も微力ながら地域の皆様の健康のお役に立てます様、診療して参りますのでよろしくお願い申し上げます。

 当接骨院は、必要に応じて超音波観察装置による画像検査を行っております。超音波検査はレントゲン写真
 には映らない筋肉、腱、靭帯、神経、血管などの組織を描出することが可能で問診・視診・触診とあわせて
 正確な病態の把握ができます。また、超音波検査は放射線を使用しない安全な方法です。妊婦さんにも
 安心して使用できます。

 当接骨院は、超音波観察を実施した患者様の症例を紹介させて頂いております。また、当院はどうして痛いのか?
 どこが原因なのか?という患者様の不安や疑問を分かりやすく、痛みが見える(可視化)診療を行っております。
 初めて受診される皆様の参考になれば幸いです。

 *受診されるすべての患者様が超音波観察の対象となるわけではございませんのでご了承お願いいたします。

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         左肘外側 超音波長軸像                     右同部 健(正常)側

 川越市60代主婦、パート。 肘(ひじ)の痛み、 テニス肘(上腕骨外側上顆炎)。

 【原因】
 仕事で検査業務に従事しています。10日前に重い紙の束を左手で持った時に左肘外側に鋭い痛みが
 走りました。数日は湿布を貼って様子を見ていましたが、痛みは軽くなりませんでした。

 当接骨院への来院時、左肘外側上顆に強い圧痛、回内回外、肘屈伸、指の屈伸をすると痛みが出現し
 ました。超音波観察を行ったところ、外側上顆に付着している回外筋、橈側手根伸筋に強い血流反応が
 あり、炎症を起こしている様子が認められました(左上画像の丸の囲み)。

 【施術】
 女性は左肘が痛くなってからお風呂に入って患部を温めたり仕事中にカイロを患部に張ったりしていましたが、
 この様な時は温めないで氷で冷やします。

 仕事は休めないので、肘の下部にエルボーストラップを巻いて筋肉に掛かる負担を軽減します。施術では
 ロンドンオリンピックでも採用された特殊仕様の治療機器を使用して理学療法を実施し、確実に痛みを
 取り除きます。

 1週間後、治療効果を客観的に評価するため、患部の状態を超音波観察を実施する予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/





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