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Blog 股関節、大腿部の痛み: 2013年12月アーカイブ
坂戸市男性 腿の痛み 大腿部打撲
左大腿部 超音波長軸像 同部 超音波短軸像
坂戸市30代男性、調理師。 腿(もも)の痛み。大腿部の打ち身。
【原因】
空手の交流試合で、相手から左腿に下段蹴りをもらってしまった。何度も蹴られたため、
腿の全体が腫れあがってしまいました。
翌日、当接骨院を受診された時には、歩行が困難な状態でした。超音波観察を行ったところ、
大腿直筋と中間広筋内に、筋線維の断裂と内出血が貯留した黒い箇所が認められました。
(左右上画像の赤丸内)
【施術】
左大腿部のいろいろな個所を蹴られている為、内出血も広範囲に及んでいました。この様に
内出血が広範囲に認められる場合、血の塊の一部に骨化することがあります。
これを骨化性筋炎と言います。
この筋炎に注意しながら施療を進めます。腫れと痛みが軽減するようRICEの処置を行います。
(当接骨院HP「スポーツ障害について」をご参照ください。)
特に固定は内出血が拡大しないように工夫します。施術では、疼痛緩和と速やかに内出血の
吸収を促す理学療法を行います。
日常生活では、約2週間は患部の負担を軽減する為、松葉杖を使用してもらいました。
【経過】
この患者さんは調理師の仕事をしている為、1日中立ち通しだそうです。仕事上、安静を
保つことが困難ですが、約1ヶ月で少々痛みは感じますが階段昇降が連続してできるまで
回復しております。また、現在、超音波観察において、骨化性筋炎は起こっておりません。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院
(ふじみ接骨院) 2013年12月 9日 23:48
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