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Blog 肋骨、胸部の痛み: 2013年11月アーカイブ

坂戸市男性 肋骨の痛み 脇の打撲

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      右第10肋骨 超音波長軸像                3週間後画像

 坂戸市70代男性。グランドゴルフプレイヤー。

 【原因】
 グランドゴルフの帰りに、腰の高さのフェンスをまたごうとした所、足が引っ掛かり
 右側腹部を強く打撲してしまいました。

 クラブを右手で持つだけでも右脇に痛みが強く出現します。その日のうちに当接骨院を受診。
 問診、触診、徒手検査から肋骨の損傷が疑われましたので、超音波観察を実施いたしました。

 左右上画像は右背部の第10肋骨ですが、肋骨の損傷(骨折)はありませんでした。しかし、
 肋骨上に走行している広背筋がフェンスと肋骨に圧迫され、丸で囲んだ箇所が黒くなり、
 損傷(内出血、浮腫)している様子が認められました。

 広背筋は、第7胸椎以下の棘突起、第9~12肋骨、腸骨稜から上腕骨小結節稜に付着し、
 腕の内転や背中に腕を回すなどの働きがあります。

 【施術】
 1ヶ月後にグランドゴルフの大会があり、出場を目指しています。上画像のように筋肉内に
 損傷があるため、強い痛みが軽減するまで安静を保ちます。

 初診日より痛みが出ない範囲で内出血や浮腫の吸収を促す理学療法を行っています。
 右上画像は3週間後ですが、左に比べて筋肉内の縞模様が描出され、筋線維組織の
 損傷が修復されている様子が確認されました。

 痛みもかなり軽減し、ボールを強く打つと感じる程度に回復いたしました。
 1週間後の大会に向けて施術継続中です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

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