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鶴ヶ島市会社員 大腿部(もも)、膝の痛み 交通事故

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       右大腿外側上部 超音波長軸像                 右膝内側上部 超音波長軸像

 鶴ヶ島市 男性会社員50代、大腿部(もも)、膝の痛み。 交通事故。

 【原因】
 交差点をスクーターで直進中、右折車と衝突してしまいました。転倒した際、特に右ももと右膝を強打してしまいました。
 事故後に行った病院でのレントゲン撮影では、骨に異常はなく、全身の打撲と診断されました。

 1週間後に当接骨院へ来院され、内出血がひどい大腿部と膝の超音波観察を行いました。右大腿外側上部では、
 大腿筋膜張筋の内部に大きな血腫(左上画像の黄色の囲み)が認められました。右膝内側上部では、内側広筋の
 内部が打撲により挫滅して内出血している様子が認められました。(右上画像の黄色の囲み)

 【施術】
 膝は90度以上に曲げることが困難であった為、スポーツ用のサポーターでしっかりと固定しました。ももの大きな
 血腫は穿刺して吸入すると早く縮小するのですが、注射はしたくないという事で、温罨法やマッサージなどの
 理学療法で施術していきます。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 アクセス http://www.223sekkotsu.com/access/






川越市男性 肩の痛み 肩鎖関節炎

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      右肩鎖関節 超音波長軸像                       左同部正常(健)側

 川越市40代男性経営者。 肩の痛み、肩鎖関節炎。

 【原因】
 ベンチプレスでトレーニング中、いつもよりも回数を増やしてバーベルを上げている時、右肩に僅かな痛みを
 感じました。たいした痛みではなかったので、そのままトレーニングを継続してしまいました。

 トレーニング後、日に日に右肩の痛みが強くなり右腕を肩よりも上に上げることが困難なほど痛みが強くなりました。
 トレーニングから2週間後に当接骨院へ来院されました。

 診察後に超音波観察を実施した所、左健側と比べて右肩鎖関節内が腫れて肩鎖靭帯(黄色線)を押し上げて
 ドーム状になっている様子が認められました。(左右上画像)

 肩鎖関節は、肩甲骨外側の肩峰と鎖骨をつなぐ関節で、関節内には線維性軟骨の関節円板があり、関節の動きを
 助けたり、関節の負担を和らげるクッションの役目をしています。

 肩鎖関節炎は、繰り返しの関節への負担、ベンチプレスの様な高負荷なトレーニング、激しいスポーツ、転倒した際に
 手を突いたりすると関節円板や関節を接続する肩鎖靭帯に傷が出来て炎症を起こしてしまいます。

 【施術】
 男性のように関節内が腫れている場合は、RICEの処置(当接骨院HP スポーツ障害についてをご参照ください)を
 行い、特にアイシングはこまめに実施いたします。

 施術では、痛みや腫れを取るために適切な理学療法(電気療法、手技療法など)を実施します。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
 http://www.223sekkotsu.com/access/



川越市女性 膝の痛み ベーカー嚢腫

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       左ひざ裏内側 超音波長軸像                    同部 穿針排液18日後

 川越市60代女性、主婦。膝の痛み、ベーカー嚢腫。

 【原因】
 ウォーキング中、転倒して左膝を地面にぶつけてしまい、当接骨院へ来院されました。普段から正座をすると左ひざ裏に
 重い痛みを感じると訴えられました。うつぶせになってもらい、膝を曲げて触診してみると、親指大の腫瘤を触知しました。
 超音波観察を行ったところ、膝窩内側にベーカー嚢腫が認められました。(左上画像の黄色の囲み)

 ベーカー嚢腫とは、潤滑油の働きをする膝の関節液を産生する滑液包が、繰り返しの負担や運動、けが、加齢による
 関節症、慢性関節リウマチなどが原因で炎症を起こし、ひざ裏に関節液が過剰に貯留する場合を言います。

 【施術】
 一般的に安静を保つ(運動制限)や適切な理学療法を行うことで、炎症が鎮静され、貯留した関節液も縮小、消失
 することが可能です。

 女性の嚢腫は、かなり大きくなっていましたので、依頼先クリニックで穿針排液してもらうことにしました。約20mlが
 吸引されたと報告を頂きました。右上画像は排液18日後ですが、嚢腫が縮小している様子が確認できました。

 女性は1週間後にハイキングに出かける予定であるため、膝の理学療法を継続しています。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院




 

鶴ヶ島市男性 腰の痛み下肢の痺れ 腰部脊柱管狭窄症

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           腰部MRI 側面像                          腰部MRI 水平断像

 鶴ヶ島市男性50代男性会社員。腰の痛み、下肢の痺れ、腰部脊柱管狭窄症。

 【原因】
 自宅で立ち上がろうとした時にぎっくり腰になり、当接骨院へ来院されました。男性からここ1年、腰、股関節から膝に
 痛みと痺れが取れないと訴えがありました。精査依頼先の病院にてMRI検査を実施。腰部脊柱管狭窄症と診断
 されました。(左右上画像の矢印)

 腰部脊柱管狭窄症とは、先天性や発育性によるものは少なく、腰部への負担や加齢による変形性変化によって
 (椎間板の突出や椎体の骨棘、黄色靭帯の肥厚など)脊柱管に狭窄をきたし、脊髄(神経)が圧迫される疾患です。

 感じ方や症状によって個人差がありますが、代表的な症状は、
 ①間欠性跛行: 起立や歩行を続けると臀部、もも(大腿)、下腿などに痺れや痛みが生じ、前かがみで2~3分休みと
  また歩行が出来るようになります。
 ②Sensory March: 歩行と共に一定方向に痺れが広がっていきます。
 ③排尿異常: 尿失禁、排尿困難などや会陰部の痺れ感、性機能不全などがあります。

 【施術】
 ぎっくり腰の症状は、臀部から大腿部裏の筋緊張を緩めると痛みがかなり軽くなります。日常生活では、中腰や起立時
 などに患部が悪化しない様、コルセットなどで固定します。

 脊柱管狭窄症について男性は、手術はしたくないという希望がありますので、痛みや痺れを軽減させる理学療法を
 実施していきます。数か月後、痛みや痺れを含む症状の変化により、その後の治療法を精査依頼先の病院と
 再検討する予定です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

 

坂戸市中学生 膝の痛み 分裂膝蓋骨

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         右膝外側 超音波長軸像                     左同部 正常(健)側

 坂戸市中学2年生男子、バスケットボール部。 膝の痛み、分裂膝蓋骨。

 【原因】
 小学生からバスケットボールを始めました。2,3年前から右のお皿の骨(膝蓋骨)に痛みがありましたが、安静に
 していると痛みが軽減していました。

 数日前から右膝の痛みが安静後も引かず、整形外科でレントゲン撮影したところ、膝蓋骨が分かれていると
 言われました。痛み止めと湿布を処方され、運動を休み安静保持するように指導されました。

 その後、当接骨院を受診。右膝の上外側に圧痛、叩打痛、屈伸時痛が著明でした。超音波観察を行ったところ、
 整形外科で「お皿の骨が分かれている」と言われたことが、有痛性分裂膝蓋骨であったことが分かりました。
 (左上画像の矢印)

 有痛性分裂膝蓋骨とは、膝蓋骨が2つまたはそれ以上に分裂していて、運動時や患部を押したり叩いたりして
 痛みのある状態を言います。男子は、超音波観察から膝蓋骨の上外側に診られるⅢ型と認められました。
 (下の分類図をご参照ください)

分裂膝蓋骨分類.jpeg

 
分裂膝蓋骨の原因は、小中学生の成長期に激しいスポーツをしていると、ももの筋肉の収縮する作用によって
 負担が反復されて膝蓋骨が分裂してしまうという説があります。その他、膝蓋骨の成長過程の骨癒合不全という
 説もあります。

 【施術】
 第一は、やはり激しい運動を休止し安静保持することです。分裂膝蓋骨は、適切な理学療法で分裂した箇所が
 骨癒合する場合もあります。

 この男児は、部活の中心選手で休み事が出来ず、下のメンテナンスを行うこととしました。
 ① 運動後、帰宅後のアイシング
 ② ももの筋肉、膝蓋骨のマッサージ
 ③ ストレッチング
 ④ 膝のサポーター(巻きつけるタイプ)

 2週間ごとに超音波観察を予定しています。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

坂戸市小学生 肘の痛み 右肘内側上顆裂離骨折

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        右肘内側 超音波長軸像                        左同部正常(健)側

 坂戸市小学5年生男児、 少年野球クラブピッチャー。 肘の痛み、右肘内側上顆裂離骨折。

 【原因】
 2日前、野球の練習試合に4回まで投げたところで、右肘に痛みが走りピッチャーを交代しました。翌日の練習でも
 痛みが引かず、当接骨院を受診されました。

 右肘の内側上顆に圧痛、熱感、屈曲時痛、外転外旋(投球動作)時痛が著明でした。超音波観察において、
 内側側副靭帯付着部(左右上画像黄色の囲み)の内側上顆前下部に、骨が裂離(剥離)している様子が
 認められました(左上画像の丸内矢印)。肘外側には損傷はありませんでした。

 小学生の内側野球肘は約4割に起こると言われ、特に小児の場合は成長期であるため、靭帯付着部が軟骨で
 剥がれやすい特徴があります。成人になり骨の成長が終了すると、靭帯実質の損傷が多くなります。

 【施術】
 右上画像と比較して内側側副靭帯が腫れている様子が認められましたので、2,3日は家庭でもしっかりとアイシングし、
 肘の安静を保つため、包帯三角筋で固定します。

 投球は約4週間程中止し、2週間ごとに超音波で経過観察します。投球再開は、患部の状態を確認しながらコーチに
 練習メニューを計画してもらいます。

 投球できない期間は、投球に影響のある全身の筋や関節の硬さを柔軟にし、かたや肘の負担を軽減させる理学療法を
 行っていきます。

 小学生の投手は投球フォームも大切ですが、定期的に体の状態を確認、把握することも大切です。膝や股関節、
 体幹の硬さがあるとスムーズな体の回旋にブレーキをかけることになり、腕に余計な力みが生じて肩やひじを
 痛めやすくなります。

 【参考】
 小学生の投球制限については、(公)全日本軟式野球連盟のHPをご参照ください。
 http://jsbb.or.jp/


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

  

川越市男性 肩腕の痛み 上腕二頭筋損傷

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      右上腕二頭筋長頭腱 超音波長軸像                 左同部 正常(健)側

 川越市50代男性、会社員。 右肩、腕の痛み、上腕二頭筋損傷。

 【原因】
 仕事から帰宅途中、自宅近くの公園の駐車場に掛かっていた鎖をまたごうとしたところ、右足が引っ掛かり勢いよく
 転んで手を突いてしまいました。

 転倒直後に右腕から肩に激痛が走り、右腕を挙げることが出来ませんでした。整形外科でのレントゲン検査では
 異常はなく、湿布と痛み止めを貰って帰宅されました。

 1週間経過後も痛みが引かず、腕も挙がらない為、当接骨院を受診されました。超音波観察において右上腕二頭筋
 長頭腱(左右上画像の黄色線)に部分的な断裂が認められました(左上画像の矢印)。また、部分断裂部周辺で
 炎症反応の血流増生も認められました(左上画像の矢頭)。

 上腕二頭筋損傷とは、上腕骨頭部の結節間溝(上腕二頭筋長頭腱が通る溝)で、長頭腱やそれを押さえる
 横靭帯が、重い荷物を持ったり転倒して手を突いたりすると圧迫や牽引されてしまい、腱が損傷してしまいます。

 【施術】
 来院1週間は右腕を拳上しようとすると痛みが強く拳上不能であった為、痛みや炎症の緩和、長頭腱の損傷部の
 修復を促す理学療法を開始しました。また、日常生活では患部にテーピングを貼付し安静保持としました。

 2週目には、右腕の拳上時に痛みがありますが、数回拳上動作を繰り返すと痛みが出ないようになりました。
 3週目には、違和感はあるものの拳上時の痛みは消失した為、施術終了と致しました。

 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

川越市男性 肋骨の痛み 肋骨骨折

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        左第10肋骨 超音波長軸像                     左同部 レントゲン画像

 川越市60代男性、会社員。 肋骨の痛み、肋骨骨折。

 【原因】
 原因は、思い当たるとしたら自家用車の運転席のアームレストに患部が当たっている時に、後部座席にある
 荷物を手を伸ばして取ったことくらいしか思いつかないそうです。 しかし、その時には激痛は感じなかったが、
 2,3日経過と共に体を捻るような体勢によって痛みが出現してきました。

 当接骨院にて超音波観察を行ったところ、左第10肋骨体部で2か所に骨折が認められました。(左上画像矢印。)
 精査依頼先クリニックのレントゲン撮影においても骨折が認められました。(右上画像矢印。) この患者さんは、
 転倒したり硬い物が患部にあたった訳でもなかったので、骨折だったことに驚いておられました。

 肋骨骨折を起こす原因は、大きく分けて4つあります。
 1. 硬いものなどが直接患部にぶつかる場合。
 2. 胸郭が前後、左右から圧迫され、肋骨の弾力性により湾曲したところが骨折する場合。
 3. 激しい咳やくしゃみ、ゴルフスイングなどの運動による急激な筋収縮により骨折する場合。
 4. 上記の原因が複合的に起こる交通事故やスポーツなどのプレー中に起こる場合。

 【施術】
 患部の安静を保ち、急な咳やくしゃみなどの負担を軽減、再受傷や悪化を防止するためにバストバンドで
 4週前後固定いたします。

 また、施術では患部の痛みの緩和、骨癒合促進、骨折周囲の内、外腹斜筋損傷の修復を促す理学療法を
 実施いたします。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

川越市小学生 膝の痛み 膝の打撲

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         右膝蓋内側 超音波長軸像                     左膝 同部健(正常)側

 川越市小学5年生、男児。 膝内側の痛み、膝の打撲。

 【原因】
 教室で友達と遊んでいた際、滑って右膝の内側を床に強打してしまいました。1日経過しても痛みが引かずに
 むしろ痛みがひどくなってしまいました。

 受傷翌日に当接骨院へ来院されました。右膝蓋内側の圧痛と熱感が認められましたが、腫れはありませんでした。

 超音波観察を行ったところ、右膝蓋大腿関節面より内側に滑膜や脂肪組織に挫滅、その周囲に内出血や浮腫
 がある様子が認められました。(左上画像の丸の囲み)

 【施術】
 受傷後2から3日は、内出血や浮腫による腫れを抑制する為にアイシングをします。
 登校や外出中は柔整パットで患部を圧迫し、包帯で固定します。

 1週間後には、サッカーの公式戦があり、出場を目標に理学療法を継続中です。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

 


川越市高校生 手指の痛み マレットフィンガー

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         第2指 超音波長軸像                        同部 レントゲン画像

 川越市 高校2年生女子、バスケットボール部。 手指の痛み、マレットフィンガー。

 【原因】
 バスケットボール練習試合中、相手のボールを取りに行った際、右手第2(人さし)指の先端でボールを
 突いてしまいました。
 
 同日に当接骨院へ来院。腫れと内出血は認められませんでしたが、限局性の圧痛があり、右第2指DIP(第1)関節を
 真っ直ぐに伸ばすことが出来ませんでした。

 超音波観察を行ったところ、末節骨基部背側に米粒様の骨折片が認められました(左上画像)。また、精査依頼先の
 レントゲン撮影においても同部に骨折片が認められ、マレットフィンガーと診断されました。

 マレットフィンガーとは、
 手指を伸ばした状態でボールなどが勢いよくぶつかると末節(指先端)骨に付着している腱が断裂、または腱付着部が
 骨折し、DIP(第1)関節がピンと伸ばせなくなってしまう外傷を言います。「槌指」や「ベースボールフィンガー」などとも
 言われ、3つのタイプがあります。

 タイプⅠ: 伸筋腱の断裂
 タイプⅡ: 伸筋腱付着部の骨折
 タイプⅢ: 伸筋腱付着部の骨折で関節面におよぶもの

 この患者さんはタイプⅢで、6~8週の固定が必要でした。しかし、固定している間も可能な範囲で部活の練習を
 したいという希望があり、安定した固定を維持する為に手術を選択されました。手術は骨折片をピンで留める方法で
 約6週間固定されました。

 【リハビリテーション】
 ピンを除去後、当接骨院でリハビリを開始しました。長期間の固定で関節が拘縮し、特に曲げることが困難と
 なっていました。少しずつ伸筋腱を柔軟にし、関節が深く曲がる様にリハビリを実施しました。

 部活動が忙しく通院も限定されましたが約2週間で正常側と同じ可動域に戻りました。


 鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

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