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手首の痛み 若木骨折

Mizumura_Naoto_20130315185543_1857550.jpg鶴ヶ島市 中学1年生。
手首の痛みを訴えて、来院されました。


【初検】
サッカーの練習中にバランスを崩し、転倒した際に右手を地面に強打した。
患部の腫れや出血斑は無く、手関節より3cm近位で限局性の圧痛が認められました。


        前腕部の超音波長軸像


受傷日の他院レントゲン検査では、骨に異常無しで、捻挫の診断でしたが、患者は翌日も学校の制服のボタンをかけることも困難だったため、当院に来院されました。

超音波観察したところ、上画像の骨の線状高エコー像(赤線)が、矢印の所で角度が変わっている様子が認められました。

これは、小中学生にみられる「若木骨折」といいます。
若木骨折とは: 長管骨にみられ、若木を折り曲げた様な状態に似ていて、骨が単に屈曲した骨折です。

後日、精査を依頼しているクリニックで、レントゲン検査の結果、骨の角度が変わった部位(画像の赤線、矢印)で骨折が確認されました。

この若木骨折は、スポーツ障害(外傷)などでも多く診られますが、見逃しやすい骨折の1つでもあります。

【処置】
通院、理学療法と約3週間の固定にて治癒しました。



鶴ヶ島市 ふじみ接骨院



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