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川越市中学生 足の痛み シンスプリント

Murayama_Ayaka_20110721194403_2006050.jpg川越市 中学3年生女子。陸上部長距離走所属。

【原因】
部活の練習で、1年生の頃から左すね内側に痛みが出現しました。少し良くなっては練習を再開し、悪化したらまた良くなるまで練習を休むということを繰り返していました。

シンスプリントは、スポーツ障害の1つで、すねの横に付着している筋肉、筋膜、すねの骨に炎症が起き、走り出すと痛みが出現します。(初期症状)        
                                                
                                                  下腿内側超音波短軸像

中度の症状は、運動中痛みが続きます。そして、運動後に痛みが緩和します。
重度の症状は、運動以外の日常生活中(歩行や階段昇降など)も痛みは消失しません。疲労骨折に至る場合もあります。

シンスプリントは、陸上、サッカー、テニス、バスケットボールなどダッシュやジャンプ、激しいステップワークを必要とするスポーツに多く診られます。


【対処法】
運動や部活動をしながら治療を行う場合は、練習方法やランニングフォームに問題がないか見直したり、痛みが出ない範囲で練習を行うことが重要です。無理をすると、この女子中学生のように競技を行っている間、痛みが消失しないということになります。可能でしたら一時運動を休止します。当院では、痛みの原因の炎症を抑える、筋肉の緊張を軽減する理学療法を行います。

右上の画像の赤線は、すねの骨です。黄色線の囲みは、長趾屈筋(足指を曲げる筋)で、矢印の所で炎症を起こしていることが認められます。


鶴ヶ島市 ふじみ接骨院

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