右手 手術2週間後 左手経過観察中 拘縮イメージ図
坂戸市60代男性。自称プロ級ゴルファー、釣り師。
【原因】
会社退職後、ゴルフ、釣り三昧の生活を送ってこられました。
2年前より、右手薬指と小指が伸びづらくなり、つい2週間前に手術により
拘縮していた腱膜の肥厚を切除しました。(左上写真)
デュピートラン拘縮とは、手の平の皮膚の下にある手掌腱膜(皮膚と癒合し物を
掴みやすくする役目などがある)が縮んで硬くなり、ついには指を真っ直ぐに
伸ばす事が出来なくなります。(右上イメージ図)
詳しい原因は不明ですが、高齢男性、糖尿病患者に多く診られます。
指が伸ばしづらくなった2年前から治療を始めていたら良かったのでは?と
この患者さんに質問したところ、「物を握ることが出来たので、あまり不都合では
なかった。」という事です。
【施術】
手術した総合病院では、術後は「積極的に指を動かすように」と指導されて
いました。
しかし、切開した傷の癒合していないところがあり、傷が癒えるまで日常生活
での力仕事などは無理をしないように致しました。
当院では、肘から手指までの血流改善、前腕屈筋群の柔軟性を取り戻す(
高める)理学療法を開始しました。
また、左手も拘縮が始まっている為、進行しない様合わせて施術いたします。
2,3か月後のゴルフを目標にリハビリに励むと力強く仰っていました。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院