レントゲン側面像 自然立位 前屈位
鶴ヶ島市男性40代。タクシードライバー。
【原因】
信号待ちで停車中、2トントラックが追突しました。
交通事故後、直ちに病院で検査を受け、頸椎捻挫(むち打ち症)および
腰部捻挫と診断されました。
左上の写真は、自然立位ですが、本来の頸椎の前弯(生理的な前側へのカーブ)
が消失し、ほぼ真っ直ぐになっています。(いわゆるストレートネックの状態)
右上の写真は、首の前屈位ですが、やはり生理的で滑らかなカーブが消失し、
「くの字」を呈しています。画像から追突された衝撃の大きさが窺えます。
【施術】
当院へは、交通事故から1週間後に来院されました。
初診時は、頭痛、めまいなどの不定愁訴があり、また、両腕には知覚鈍麻を
訴えておりました。
痛みと筋緊張が強い個所には、積極的な施術を行わず、アイシング、電療、
固定をし、疼痛緩和に努めました。
不定愁訴や知覚鈍麻が軽減してから、徐々に筋緊張、関節可動域の改善、
さらなる疼痛緩和を目的とした当院独自の理学療法を実施していきます。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院