右膝内側 超音波長軸像 右膝 骨模型外観
鶴ヶ島市 80代女性。
【原因】
10年前より膝の痛みがありました。最近、ウォーキング中に木の根っこに
引っ掛かり、右膝を痛めてしまいました 。
以前に近隣のクリニックにおいて、変形性の膝関節症と診断を受けていました。
ウォーキング仲間の紹介で当接骨院に来院されました。
右膝の内側が特に痛みがひどく、水(関節液)が溜まっていました。
両膝の間は開き、O脚(内反膝)となっていました。
O脚(内反膝)は両膝をそろえた立位で、両膝の間が指2本以上開いている
状態です。また、膝の内側の軟骨や半月板がすり減って狭くなっています。
超音波観察を行ったところ、左上画像の矢印で骨の出っ張り(骨棘)と赤の
実線で囲んだ半月板が上方(実際には横方向)に亜脱臼している様子が
認められました。
右上画像は、超音波画像と比較する為に、右膝の骨模型を横にしています。
矢印は骨の出っ張り(骨棘)、赤線の囲みは半月板です。(骨模型は亜脱臼
していませんが)
【施術】
この患者さんは、痛みと腫れには温めることが良いと、自宅で毎日温めて
いました。しかし、膝の関節炎で痛みと腫れがなかなか取れない場合や
今回のような原因の痛み(けが)は、氷や保冷剤でしっかりと冷やします。
左上の画像で描出された骨の出っ張りや半月板の亜脱臼は、元の状態に
戻すことは困難ですが、痛みと腫れが緩和消失する様、当接骨院独自の
理学療法を実施していきます。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院