左肘外側 超音波長軸像 左肘外側 超音波短軸像
坂戸市30代男性。会社役員。
【原因】
接待ゴルフが毎週末あります。2週間前のラウンド中にバンカーショットで、左肘外側に
強い衝撃がありました。その後、日常生活動作(鞄を持つ、着替え、パソコンの入力など)で
痛みが出現します。
超音波観察において、左上画像の赤線の囲みで、腕橈骨筋の損傷(血腫や浮腫を伴う黒い箇所)
と、右上画像の上腕骨外側上顆に付着する腕橈骨筋(丸囲み内)に強い炎症像が認められました。
ゴルフ肘とは、スイングによる繰り返しの外力や、この患者さんのように1回のショットによる衝撃
によって、肘の外側や内側を損傷するスポーツ障害(けが)です。
その他のスポーツでは、テニス、バドミントン、卓球、剣道、野球などでもよく起こります。
【施術】
RICEの処置(当接骨院HP「スポーツ障害について」をご参照ください)をしっかりと行います。
また、ゴルフを2~3週間、一時休止するのが良いのですが、この患者さんは接待ゴルフが
休めないという事で、肘に装着するストラップやテーピングを貼付し、肘の受傷部の損傷拡大を
出来る限り予防します。
当接骨院においては、痛みや腫れ、機能障害(肘の屈伸、回外回内動作)を早期に緩和、
消失する独自の理学療法を行っていきます。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院