右足底 超音波長軸像 右足底 超音波短軸像
川越市70代男性。自営業。
【原因】
長年にわたり、各地を営業する仕事をしています。数年前にも足の裏(踵付近)が痛くなり、
近隣の医療機関で痛み止めの薬と湿布薬を処方されました。
今回も長時間歩行や立っていることが多く、足の裏(踵)の痛みが気になりだしたところ、
自宅の階段を踏み外し、踵を強打し痛みが強くなって当接骨院に来院されました。
足底腱膜は、足の裏の皮下に踵骨(隆起)から足指に向かって縦走し、足底の筋群を
覆っています。
日常生活では、上述のように長時間歩行や立ち仕事に従事する方、また、スポーツ障害(けが)
では陸上の長距離走やジャンプ競技、サッカー、バレーボール、バスケットボール、テニス、
剣道などダッシュやジャンプ、ストップ&ゴーの動作が多い競技に診られます。
超音波観察にて、左上画像では右と左の矢印の長さが違い、右の方で足底腱膜の厚みが
かなり増しています。(矢印の幅は、足底腱膜)
また、左右上画像の赤線の囲みは、足底腱膜内の組織が硬くなり、そのため歩行時に
踵の刺激となって痛みが強くなっていることが推測されました。
【施術】
長年の足裏の刺激により、足底腱膜の厚みが増して腱膜の組織が硬くなっているので、
柔軟な状態に戻す理学療法を行っていきます。
また、日常生活では歩行や立位での足裏の刺激を抑制する為、衝撃吸収材の入った
サポーターを装着します。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院