左大腿骨遠位 超音波短軸像 5日後の同部位画像
鶴ヶ島市50代女性。 交通事故。 鞭打ち(ムチウチ)、左膝の痛み。
【原因】
交差点で自転車を走行中、「止まれ」を無視した自動車に衝突されました。避ける間もなく転倒し、
首は左右に振られた時に鞭打ち(ムチウチ)となり、左膝は地面に強打してしまいました。
病院でのレントゲン撮影では、骨に異常はありませんでした。当接骨院の超音波観察において、
左膝の関節内に血腫と認められる黒い箇所が描出されました。(左上画像の黄色の囲み。)
首の屈伸と左右の側屈、回旋運動が、首周囲の筋肉の強い緊張のために動作時痛をとても
強く訴えておられました。
【施術】
この患者さんは仕事が事務職で下を向いていることが多く、普段から首や肩のコリ(筋の硬さ)が
ひどいという事です。そのため今回の交通事故で首の鞭打ち(ムチウチ)症状が、強くなって
しまったと思われます。
施術当初は首肩背中の筋の硬さを少しづつ緩和させる目的で、手の平で軽擦するようにマッサージ
をしていきます。仕事中は首が前に傾きすぎないように頸椎カラーで固定を行いました。
膝は内出血で腫れているため膝サポーターを装着し、早期に血腫が体内に吸収されるよう
理学療法を行いました。その結果、5日間でかなりの血腫が消失しました。(右上画像の黄色の
囲み。)それにより膝の屈伸がかなり楽にできる様になりました。ただ、地面に強打した箇所の
痛みが残存している為、完全に緩快するまで施術を継続予定です。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院