腰部MRI 側面像 腰部MRI 水平断像
鶴ヶ島市男性50代男性会社員。腰の痛み、下肢の痺れ、腰部脊柱管狭窄症。
【原因】
自宅で立ち上がろうとした時にぎっくり腰になり、当接骨院へ来院されました。男性からここ1年、腰、股関節から膝に
痛みと痺れが取れないと訴えがありました。精査依頼先の病院にてMRI検査を実施。腰部脊柱管狭窄症と診断
されました。(左右上画像の矢印)
腰部脊柱管狭窄症とは、先天性や発育性によるものは少なく、腰部への負担や加齢による変形性変化によって
(椎間板の突出や椎体の骨棘、黄色靭帯の肥厚など)脊柱管に狭窄をきたし、脊髄(神経)が圧迫される疾患です。
感じ方や症状によって個人差がありますが、代表的な症状は、
①間欠性跛行: 起立や歩行を続けると臀部、もも(大腿)、下腿などに痺れや痛みが生じ、前かがみで2~3分休みと
また歩行が出来るようになります。
②Sensory March: 歩行と共に一定方向に痺れが広がっていきます。
③排尿異常: 尿失禁、排尿困難などや会陰部の痺れ感、性機能不全などがあります。
【施術】
ぎっくり腰の症状は、臀部から大腿部裏の筋緊張を緩めると痛みがかなり軽くなります。日常生活では、中腰や起立時
などに患部が悪化しない様、コルセットなどで固定します。
脊柱管狭窄症について男性は、手術はしたくないという希望がありますので、痛みや痺れを軽減させる理学療法を
実施していきます。数か月後、痛みや痺れを含む症状の変化により、その後の治療法を精査依頼先の病院と
再検討する予定です。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院