右第10肋軟骨 超音波長軸像 右第9肋軟骨 超音波長軸像
坂戸市40代男性会社員。 胸部、肋骨の痛み、肋軟骨骨折。
【原因】
ゴルフのコンペ中にドライバーで思い切りスイングした時、右側腹部に強い痛みが走ってプレーを中断しました。
痛みが引かなかった為、翌日に当接骨院へ来院されました。
深呼吸をしたり体を左右に捻ろうとすると強い痛みがでます。超音波観察を実施したところ、右第10肋軟骨部が
2か所で屈曲変形し、骨折している様子が認められました。(左上画像の赤矢印)
また、骨折部上の外腹斜筋と内腹斜筋が内出血や浮腫により、右の画像と比較すると腫れて厚みが増大している
様子も認められました。(黄色の矢印)
肋(軟)骨骨折を引き起こす原因は大きく4つあります。
① 硬い物をぶつけた場合
② 胸郭が前後や左右から圧迫され、肋骨の弾力により湾曲したところが骨折する場合
③ 咳くしゃみ、ゴルフスイングやバッティングなどによる急激または繰り返しの筋収縮により骨折する場合
④ 上記の原因が複合的に起こってしまう交通事故やスポーツ中のコンタクトプレーにより起こる場合
【施術】
今週もゴルフのコンペがあるそうですが、痛みでプレーできそうにありませんので、しばらく運動を休止します。
咳やくしゃみなどの急激な筋収縮、再受傷や悪化を防止する為にバストバンドで約1ヶ月固定します。
施術は骨折部の骨癒合、腫れや浮腫の吸収、疼痛の緩和を目的とした理学療法を実施いたします。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/