頸椎レントゲン側面像 同部レントゲン正面像
鶴ヶ島市40代主婦。 交通事故、首の痛み、むち打ち(ムチ打ち)症。
【原因】
県道交差点を信号待ちしていたところ、後方から軽トラが追突してきました。不意に強い力が胸から首にかけて
かかりました。胸の圧迫痛は交通事故直後から、首の痛みは時間の経過とともに出現してきました。
交通事故当日のレントゲン撮影では、側面像で鞭打ちにより頸椎の生理的な前弯(前側にカーブ)が消失し、
「くの字」と「逆くの字」を呈していました。(左上画像の赤線) レントゲン正面像でも頸椎から胸椎にかけて
「くの字」に湾曲しています。(右上画像の赤線)
むちうち症は自動車が後方などから追突した時に、首が過伸展(上を向く)と過屈曲(下を向く)を強制され、
椎間関節や筋、靭帯などが損傷されます。
【施術】
来院から1週間は、首周囲の筋緊張と痛みが強く、首を動かすことが出来ませんでした。施術では筋緊張と
疼痛緩和を目的に頸椎周囲の肩、背部を中心に理学療法を始めました。
日常生活では、1週間ほど事務仕事を休んで安静を保ちました。頸椎の安定性を高めるため、首に
スポーツタオルを巻き、頸椎カラーの代わりに固定しました。
このスポーツタオルを利用する固定法は、肩こりや首痛、筋緊張性の頭痛を持った方にも非常に有効で
楽になります。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/