左右腕橈関節 超音波長軸像
川越市1才の男の子。うでが抜けた!?肘、うでの痛み、肘内障。
【原因】
原因は不明です。前日に両親が気が付いた時には、左腕をだらっと下げたままでした。翌日、当接骨院を
受診されました。左腕を動かそうとせず、男の子のうでをつかむと大泣きして痛がりました。
超音波観察を行ったところ、左腕橈関節内に輪状靭帯と回外筋が引き込まれている様子が認められ、
肘内障(乳幼児の肘の脱臼)と判明致しました。(右上画像の矢印)
肘内障は、乳幼児の手を引っ張った時や手の平をついて転んだ時などに橈骨の骨(橈骨頭)が輪状靭帯から
外れてしまいます。乳幼児の橈骨頭の形状は円柱状で靭帯が外れやすい形となっています。成長と共に
抜けにくい形状になっていきます。
【施術】
整復するとコクッという整復感があり、男の子はしばらくすると左腕を動かすことができました。橈骨が
抜けた時に回外筋も痛めて腫れてしまいましたので2~3日は安静を保ちます。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/