右手中指 超音波長軸像 左手中指 同部(健側)
鶴ヶ島市60代女性、パートタイマー主婦。 手指(中指)の痛み、屈筋腱の腱鞘炎。
【原因】
1ヶ月ほど前より右手中指の曲げ伸ばしで痛みを感じるようになりました。自宅で灯油入りの重たい
ポリタンクを持上げようとしたところ、右中指に激痛が走りました。
以後、さらに手指の曲げ伸ばしで痛みが強くなってしまいました。当接骨院へ来院された時、右手中指の
MP関節部に腱の肥厚と圧痛が著明でした。
超音波観察を行ったところ、右指屈筋腱が左健側と比較して太くなっている様子が認められました(左右上画像の
赤線の長さ、右手5.2mm、左手3.8mm)。
腱鞘炎とは、指を曲げる屈筋腱が日常生活や仕事、スポーツなどによって太く肥厚し、腱を包んでいる鞘との
摩擦で引っ掛かりが出たり動きが悪くなっている状態です。
完全に引っ掛かり曲げ伸ばしの時、カクッと指が弾くように動く「ばね指」、母指の付け根付近で痛みを生じる
ドケルバン病などが代表例です。
【施術】
超音波観察において上記画像のように腱周囲に炎症が無い場合は首から肩、手指にかけて特殊仕様の
治療機器で理学療法を行っていきます。
腱自体あるいは腱周囲に炎症がある場合は、腱の冷却と安静を図るためテーピングなどで簡単に固定し
腱に掛かる負担を軽減します。さらに特殊治療機器で腱の炎症や痛み、腫れを取り除いていきます。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/