左踵(健側) 右踵 超音波長軸像 同部5週後
川越市若葉 中学2年生男子、野球部所属。踵(かかと)の痛み、踵骨骨端症 シーバー病。
【原因】
1か月前より部活の練習でダッシュやベースランニングをすると右踵に痛みを感じるようになりました。
湿布を貼ったりして様子を診ていましたが、少しずつ痛みが強くなったので当接骨院を受診されました。
歩行時に踵を突いて歩くと激痛が起こります。超音波検査の結果、右踵の成長軟骨部に剥離した不正像が
認められました(上画像の丸の囲み)。
踵骨骨端症は成長軟骨部にダッシュやジャンプ着地などの衝撃が繰り返し掛かることによって起ります。
10~15歳のスポーツをやっている男子に多くみられます。
【施術】
剥離した軟骨の骨化を促進させる最新の治療器を使用します。また、アキレス腱やふくらはぎの
筋緊張を緩和する特殊仕様の治療器も使用して施術していきます。
男子はふくらはぎの筋と〇〇筋の緊張を取ってあげただけで踵の痛みがほぼ消失しました。まだ、
ダッシュやジャンプは禁止ですが、その他の練習は痛みが酷くならないように行っています。
4週後、剥離した軟骨の状態を客観的に評価するために超音波検査の予定です。
【追加情報】
5週後の超音波検査の結果、初診時に剥離していた軟骨が骨癒合してほとんど左右差が無くなりました。
痛みも消失し、運動制限なく部活動を行っております。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/