右膝蓋骨 超音波長軸像 左健側
川越市若葉 中学2年生男子、サッカー部所属。 膝の痛み、有痛性分裂膝蓋骨。
【原因】
中学1年生の3学期から右ひざの痛みがありました。近隣の整形外科で分裂膝蓋骨と診断され、痛みが
取れるまで部活を休むように指導されました。
数か月、走らないで様子を見ていましたが痛みは変わらず、当接骨院を受診されました。超音波検査の
結果、右膝蓋骨上外側部に骨の連続性が断たれた不正像が認められました(画像の赤丸の囲み)。
有痛性分裂膝蓋骨は、お皿の(膝蓋)骨が2つもしくはそれ以上に分裂していて、運動時や分裂部を
叩いて痛みがある場合をそう呼びます。
男子はお皿の骨の上外側部に分裂部があり、Ⅲ型と判明しました(下の分類図をご参照ください)。
【施術】
男子は膝周囲の筋肉の硬さが強く、徹底的に筋肉の緊張を特殊仕様の治療機器を使用して柔軟に
していきました。2週間ほどで通常の練習をこなせるほどになりました。
分裂膝蓋骨の原因は小中学生の成長期に激しいスポーツをしていると、繰り返しお皿の骨に負担が
掛かり、分裂してしまう説や成長期の骨癒合不全という説もあります。
当接骨院では通常練習をしながら、最新の骨癒合促進装置を使用して数か月後の骨癒合を目指します。
4週間ごとに分裂部の状態を客観的に評価するため、超音波検査の予定です。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/