右上腕骨頭部 超音波短軸像 同部4週経過
川越市若葉 40代女性 スポーツインストラクター。肩の痛み、肩峰下/三角筋下滑液包炎、
上腕二頭筋炎。
【原因】
数年前より右肩の痛みがあり、病院や接骨院などに通院していました。スポーツインストラクターの
仕事をしながら、だましだまし肩の痛みを我慢していましたが、2日前に右手を床に手を突いたときに
激痛が走り腕を上げられなくなりました。
女性の来院時、右肩は腫れて熱感があり右腕を挙上することが出来ませんでした。
超音波検査を行ったところ、右上腕二頭筋長頭腱(LHB)周囲と肩峰下と三角筋下滑液包に
過剰に水が貯留している様子が認められました(左上画像の黄色線の囲み)。
【施術】
痛みと腫れが強いので時間をかけて特殊仕様の治療器で貯留した滑液の吸収を促していきます。長年の
肩周囲の筋肉を酷使したせいで筋腱靭帯などの軟部組織が硬くなり、痛みと腫れが消失できないように
なっていましたので、徹底的にマッサージなどの手技療法で施術していきます。
施術は通院可能な日は毎日実施しました。また仕事は休めないのでテーピングで関節を固定し、帰宅後は
アイシングなど指導したケアを実施してもらいました。
4週経過した超音波画像では、腫れていた滑液胞が縮小していることが確認できました(右上画像の
黄色線の囲み)。手を突いて加重すると肩の前方に痛みがありますが仕事中は気にならなくなりました。
腫れが完全に消失するまで施術継続予定です。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/