右手首 正常(健)側 左手首 超音波短軸像
川越市若葉 50代男性会社員、ベーシスト。 左手指の痛み、痺れ。 手根管狭窄症。
【原因】
仕事で1日中PCの入力をしています。仕事が終わると定期的にバンドの仲間とベースの練習を
しています。
数年前から左手指の痛みと痺れが出てきて、病院で胸郭出口症候群と診断され治療を受けていました。
当接骨院に来院時、首や肩の症状もあったのですが、仕事内容やバンド活動から腕の筋肉が異常に
硬く、男性は一日中、腕の圧迫感や倦怠感を感じていました。
特に毎朝は手が浮腫んではばったく、指が曲がりづらいそうです。超音波検査を行ったところ、左の
指の屈筋腱が健側と比較して肥厚していました(画像の赤丸)。さらに左母指の屈筋腱も健側よりも
太くなっていました(画像の黄色丸)。
太くなった屈筋腱が手根管のスペースを狭くし画像矢印の正中神経を圧迫していることが痺れの
原因ではないかと考えられます。
【治療】
太くなった屈筋腱をもとの状態に戻さないとなりません。腱を柔軟にする特殊仕様の治療器を使用します。
また、手技やマッサージなどで徹底的に硬くなった筋腱などの軟部組織を柔軟にしていきます。
男性は3週間ほどで痛みと痺れはなくなりました。ベースを弾く時、「スムーズに指が動かすことができ
ます」と喜んでいました。
起床時の指のはばったさが少しあるそうで、来月のバンド演奏に向けてさらに患部の状態をよくして
いきます。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/