右足(親指)裏 超音波長軸像 左健側
坂戸市若葉 小学生高学年女子。 右足(親指)裏の痛み、短母趾屈筋腱炎、種子骨障害。
【原因】
ミニバスの練習中、ダッシュをしたところ右足裏の親指側に激痛が走りました。1か月前に新しい
バスケットシューズに変えた後、まだシューズが足になじんでないせいか足裏に痛みを感じていました。
女子の右母趾球は腫れて赤くなって、押すと痛みがあります。親指を上にそらすと同じ場所に痛みが
でます。超音波検査をしたところ、右の短母趾屈筋腱が左の正常側と比べて腫れていました(画像の
矢印の比較)。
また、別の角度から観察すると右の種子骨の表面が不正になっている様子も認められました(種子骨
障害)。
【治療】
腫れて太くなった屈筋腱を柔軟にし元の太さに戻します。女子の場合は週週間で痛みと腫れが軽減しました。
現在は試合に出ても、痛みは有りません。
屈筋腱の腫れや種子骨障害はバスケットボールやバレーボール、サッカー、陸上の跳躍競技などで
多くみられます。
女子は練習や試合で走る際、常につま先で走っています。痛みが軽減するまでかかとから地面に接地する
走り方に変えます。また、シューズが足に馴染むまでインソールなどで足裏の衝撃を軽減する工夫を
します。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/