将棋の藤井聡太四段の快進撃が続いている。AI時代の申し子らしく、将棋ソフトを使って
強くなったとの報道もある。
AI(人工知能)は、いろんな分野で開発が進んでいる。柔整業界でも超音波観察などで活用される
日が、そんなに遠くない将来に来るかもしれない。
しかし、骨折や脱臼の整復などは、AIでは不可能と考えられている。柔整師の技術として、後世に
伝えられるよう、これからも研鑽を重ねたいと思う。
【今回の症例】
鶴ヶ島市 70代主婦 右膝関節の痛み ひざ関節症
【原因】
2週間前に階段を1段踏み外し、右膝を捻ってしまった。3年前から膝の変形性関節症で整形外科に
通院して、運動療法とマッサージなどの理学療法を受けていました。
【治療】
最近ではウォーキングをしても膝の痛みはあまり感じていませんでしたが、階段を踏み外してから
膝が腫れてお皿の内側に痛みを感じます。
右膝関節に関節液(水)が過剰に溜まっていました。加重して膝を屈伸するとお皿の内側に痛みを感じ
ます。超音波検査で膝蓋大腿関節内側の軟骨が健側と比較して肥厚していました(左画像の丸の囲み)。
軟骨は関節水腫など炎症症状が長期間継続されると軟骨の組織が変性して、軟化や膨隆、亀裂などが
惹起され、軟骨が肥厚し関節面も不整になっていきます。
関節水腫と軟骨の腫れの吸収を促進させます。水腫と軟骨の痛みでひざに力が入らず、バランスを崩して
転倒しやすいので、家事や外出時はサポーターで固定します。
鶴ヶ島市 「痛みを診る」に取り組む、ふじみ接骨院
☎049-271-3570 アクセス
http://www.223sekkotsu.com/access/